リファレンス > スクリプトステップリファレンス > ファイルに関連するスクリプトステップ > ファイルを開く
 
ファイルを開く
目的 
指定された FileMaker ファイルを開きます。または開くファイルをユーザが選択できるようにします。
参照 
構文 
ファイルを開く [非表示の状態で開く: オン/オフ;「<ファイル名>」]
オプション 
[非表示の状態で開く] オプションを選択すると、指定したデータベースが非表示の状態で開きます。
[FileMaker データソースの追加] を選択して、開く FileMaker Pro データベースを指定します。
[ODBC データソースの追加] を選択して、開く ODBC データソースを指定します。
[データソースの管理] を選択すると、追加した外部データソースを変更するか取り除くことができます。FileMaker データソースの編集および ODBC データソースの編集を参照してください。
互換性 
 
スクリプトステップを実行する場所 
サポート 
FileMaker Pro 
はい 
FileMaker Server 
いいえ 
FileMaker Go 
はい 
カスタム Web 公開 
いいえ 
FileMaker WebDirect 
いいえ 
Runtime ソリューション 
一部 
起点 
FileMaker Pro 6.0 以前のバージョン
説明 
ODBC データソースについては、このスクリプトステップで ODBC データソースへのリンクを回復します。
[ファイルを開く] スクリプトステップの後のスクリプトステップは、このスクリプトによって開かれたファイルではなくスクリプトを含む FileMaker ファイルで実行されます。
ファイルを指定しない場合、[ファイルを開く] スクリプトステップを実行するときにユーザがファイルを指定できるように [ファイルを開く] ダイアログボックスが表示されます。スクリプトで使用されているファイルが移動、削除、または名称変更されている場合も、[ファイルを開く] ダイアログボックスが表示されます。
メモ 
インストールされている FileMaker Pro で新しいデータベースの作成機能が無効にされている場合は、Microsoft Excel やタブ区切りファイルなど、FileMaker 以外のファイルタイプを FileMaker Pro データベースに変換することはできません。ただし、インポートが許可されているパスワードでデータベースを開けば、他のファイルタイプから FileMaker Pro にデータをインポートすることはできます。詳細については、システム管理者に確認してください。
Runtime ソリューションでは、外部ファイルがソリューションにバインドされていないと、[ファイルを開く] スクリプトステップはエラーを返します。
このスクリプトステップでは、認証されていないファイルからファイルを開くことはできません。
指定されたファイルが開かれた後に FileMaker Pro によって非表示になった場合でも、開いたときに動作するように設定されているスクリプトは実行されます。
例 1 
現在のデータベースからレコードをエクスポートし、「請求書バックアップ」データベースを開いて、「請求書バックアップ」データベースから「請求書のインポート」スクリプトを実行します。
レコードのエクスポート [ダイアログあり: オン]
ファイルを開く [非表示の状態で開く: オフ ;「請求書バックアップ」]
スクリプト実行 [「請求書のインポート」, ファイル:「請求書バックアップ」]
関連項目 
ファイルを変換
スクリプトステップリファレンス (名前順)
スクリプトステップリファレンス (種類順)
外部データソースを使用した作業