FileMaker Pro のモードについて
FileMaker Pro には、
ブラウズモード、
検索モード、
レイアウトモード、
プレビューモードの 4 つのモードがあります。モードは [表示] メニューから選択するか、またはキーボードショートカットを使用することもできます。
メニューおよびツールバーのオプションはモードによって変わるので、実行する操作の種類を決めてからモードを選択してください。データベースの操作中に必要なコマンドが見つからない場合は、間違ったモードを使用している可能性があります。(
アクセス権によってコマンドの使用が許可されていない可能性もあります。)
使用するモード | 目的 |
ブラウズ | ファイル内のデータを操作するときのモードです。このモードでは、レコードの追加、表示、編集、ソート (並べ替え)、除外 (非表示)、および削除を行うことができます。データ入力など、ほとんどの操作はブラウズモードで行います。 データの追加と表示および レコードのソートを参照してください。 |
検索 | 一連の検索条件に合った特定のレコードを検索するためのモードです。検索の結果抽出されたレコードは対象レコードと呼ばれ、以降の操作ではこの対象レコードだけを対象として処理することができます。FileMaker Pro では検索が終了すると自動的にブラウズモードになるため、そのままレコードの処理を行うことができます。 レコードの検索を参照してください。 |
レイアウト | 画面上や印刷するレポート、ラベル、定型文書でどのようにデータを配置するのかを設定します。レイアウトは、データ入力や、請求書の印刷など、個々のタスク (業務内容) に応じて個別にデザインします。フィールドを選択および配置して既存のレイアウトを変更または新規レイアウトを作成します。 レイアウトとレポートの作成と管理を参照してください。 |
プレビュー | 印刷を行う前に定型文書やレコード内のデータがどのように配置されているのかを確認するためのモードです。プレビューモードは、印刷ラベルのように複数の段を含むレイアウトや、集計結果を含むレポートの確認に使用すると便利です。 レイアウト上のデータのプレビューを参照してください。 |
また、
ステータスツールバーのボタンをクリックしてモードを切り替えることもできます。ステータスツールバーのボタンは、選択しているモードによって変わります。ステータスツールバーをカスタマイズすると、各モードで使用できるボタンをカスタマイズできます。
ステータスツールバーの使用を参照してください。
切り替え前のモード | 切り替え後のモード | クリックする 1 つまたは複数のボタン |
ブラウズ | 検索 | 検索 |
レイアウト | レイアウトの編集 |
プレビュー | プレビュー |
検索 | ブラウズ | 検索のキャンセル |
レイアウト | [検索のキャンセル] をクリックして [レイアウトの編集] をクリック |
プレビュー | [検索のキャンセル] をクリックして [プレビュー] をクリック |
メモ
•[レイアウトの編集] は表形式では使用できません。表形式で [レイアウトの編集] ボタンにアクセスするには、フォーム形式またはリスト形式に切り替える必要があります。
•レイアウトモードからモードを切り替えるには、[レイアウトの終了] をクリックします。
[レイアウトの終了] をクリックすると、直前に使用していたモードに戻ります。
•プレビューモードから別のモードに切り替えるには、[プレビューの終了] をクリックします。
[プレビューの終了] をクリックすると、直前に使用していたモードに戻ります。
関連項目