Last
目的
フィールドの空白を除いた最後の有効な値を返します。
構文
Last ( 繰り返しフィールド )
引数
繰り返しフィールド - 任意の
繰り返しフィールド、
関連フィールド、繰り返し
フィールド、または関連フィールドへの参照を返す
式 戻り値のデータタイプ
テキスト、数字、日付、時刻、タイムスタンプ、オブジェクト
起点
FileMaker Pro 6.0 以前のバージョン
説明
フィールドに繰り返しフィールドを指定した場合、空白を除く最後の繰り返しを返します。フィールドに関連フィールドを指定した場合、関連レコードの空白を除く最後の値を返します。
メモ
•関連する最後の値は、
関連レコードが
ソートされている方法に応じて変わります。関連レコードがソートされていない場合、
Last 関数は、
レコードの作成順に基づいて値を返します。
例
Last ( 入札値 ) と指定すると、「入札値」が 10 個の値で繰り返すように定義されている数値フィールドに「2500」、「1200」、および「1500」の値が含まれている場合は、「1500」を返します。
Last ( 支払い額::支払い日 ) は、「支払い額」テーブル内で一致する最後のレコードの支払い日を返します。
Last ( if ( IsEmpty ( 所属 ) ; 自宅の電話 ; 勤務先の電話 ) ) は、「所属」フィールドが空白の場合、「自宅の電話」繰り返しフィールドから空白を除く最後の電話番号を返します。「所属」フィールドが空白でない場合、この関数は、「勤務先の電話」繰り返しフィールドから空白を除く最後の電話番号を返します。
関連項目