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JSONListValues
目的 
オブジェクト名、配列索引、またはパスで指定された要素に対する JSON データ内の値の一覧を表示します。
構文 
JSONListValues ( json ; キーまたは索引またはパス )
引数 
json - JSON オブジェクトまたは配列を含むテキスト式またはフィールド
キーまたは索引またはパス - JSON オブジェクト名 (キー)、配列索引、またはパスを指定する任意のテキスト式またはフィールド。JSON 関数の使い方を参照してください。
戻り値のデータタイプ 
テキスト
起点 
FileMaker Pro 16.0
メモ 
最後の値以外の返される各値はキャリッジリターンで区切られます。
この関数は Runtime ソリューションではサポートされず「?」を返します。
例 1 
JSON オブジェクトのルートにあるすべてのオブジェクトの値を取得します。
JSONListValues( "{ \"a\" : 11, \"b\" : 22, \"c\" : 33 }", "" ) は「11¶22¶33」を返します。
例 2 
$$JSON 変数に保存されたJSON データの例から「製品」オブジェクトの配列のすべての要素の値を取得します。
JSONListValues ( $$JSON ; "ベーカリー.製品" ) は次を返します。
{"カテゴリ":"パン","id":"FB1","名前":"ドーナツ","価格":1.99,"特売":true,"在庫":43}
{"カテゴリ":"ケーキ","id":"FB2","名前":"チョコレートケーキ","価格":22.5,"特売":true,"在庫":23}
{"カテゴリ":"パン","id":"FB3","名前":"バゲット","価格":3.95,"特売":true,"在庫":34}
例 3 
$$JSON 変数に保存された JSON データの例から配列の 1 番目の「製品」オブジェクトのすべての要素の値を取得します。
JSONListValues ( $$JSON ; "べーカリー.製品[0]" )
パン¶FB1¶ドーナツ¶1.99¶true¶43」を返します。
関連項目 
関数リファレンス (種類順)
関数リファレンス (名前順)
計算式について
関数について
計算フィールドの定義
計算式での演算子の使い方
JSON 関数の使い方