OnTimer スクリプトをインストール
目的
指定されたスクリプトを指定した間隔で実行します。
参照
構文
OnTimer スクリプトをインストール [「<スクリプト名>」; 引数: <オプションのスクリプト引数>; 間隔: <数字>]
オプション
•[スクリプト名] は、実行するスクリプトを指定します。
•[オプションのスクリプト引数] は、指定したスクリプトのスクリプト引数を指定します。
•[間隔の秒数] はタイマーでスクリプトを実行するまでの秒数です。
互換性
スクリプトステップを実行する場所 | サポート |
FileMaker Pro | はい |
FileMaker Server | いいえ |
FileMaker Go | はい |
カスタム Web 公開 | いいえ |
FileMaker WebDirect | はい |
Runtime ソリューション | はい |
起点
FileMaker Pro 10.0
説明
このスクリプトステップは、ウインドウごとに 1 つのタイマーをインストールし、別の [OnTimer スクリプトをインストール] ステップによってウインドウにタイマーがインストールされるか、ウインドウが閉じられるまで、指定されたスクリプトをそのウインドウ内で繰り返します。インストールされたタイマーは、スクリプトまたは間隔を指定せずに別の [OnTimer スクリプトをインストール] ステップを実行することによって停止させることができます。
メモ
•スクリプトが実行中の場合、タイマーに関連付けられたすべてのスクリプトは、実行中のスクリプトが終了するまで実行しません。
•アクティブウインドウにタイマーがインストールされ、ユーザまたはスクリプトによって新しいウインドウが開かれた場合、その新しいウインドウでタイマーが継承されます。
•ウインドウごとに同時に動作する個別のタイマーを設定することができます。ウインドウが背景にある場合や非表示の場合でもタイマーは動作し続けます。ダイアログウインドウとタイマーを使用している場合は
ウインドウスタイルについてを参照してください。
•[オプションのスクリプト引数] オプションの値はタイマースクリプトの実行時に評価され、タイマーのインストールよりもかなり後になる可能性があります。別のスクリプトの実行中はタイマースクリプトは起動されないため、評価時に Get (スクリプト引数) に値は設定されません。後で使用するためにタイマースクリプトに値を指定するには、定数、グローバルフィールド、グローバル変数 (ローカル変数ではなく)、またはこのスクリプトステップの [オプションのスクリプト引数] オプションの Get (スクリプト引数) 以外の関数を使用した計算式を使用します。
例 1
[OnTimer スクリプトをインストール] ステップを使用して、毎分 1 回 [時計] スクリプトを実行します。
スクリプト: OnTimer 時計
OnTimer スクリプトをインストール [「時計」 ; 間隔: 60]
スクリプト: 時計
フィールド設定 [時計::時刻; Get (時刻)]
関連項目