Get (領域監視イベント)

[領域監視スクリプトを構成] スクリプトステップで指定されたスクリプトが実行される原因となったイベントを返します。

イベントによって領域監視スクリプトを構成スクリプトステップで指定されたスクリプトが実行された場合、この関数は次を返します。

•iOS デバイスが監視対象の領域に出入りしたときのタイムスタンプ

タイムスタンプはソリューションの設定に基づいてソリューションが作成されたロケールまたはシステムロケールのいずれかを使用して書式設定されます。

•iOS デバイスが監視対象領域に入った場合は「1」、それ以外の場合は「0」を返します。

各監視のイベントは次の書式で古いイベントから時系列で表示されます。

<タイムスタンプ>; <1 または 0>

•FileMaker Go が中断している間にユーザが監視対象領域を出入りした場合は、FileMaker Go が復帰したときに iOS 通知が配信されます。このため、Get (領域監視イベント) 関数は複数の値を返すことがあります。

次の例ではソリューションは [領域監視スクリプトを構成] スクリプトステップを使用して iBeacon の領域を監視しています。監視の名前は BeaconMonitor です。スクリプトではダイアログボックスを使用して監視対象領域に出入りする iOS デバイスに関する情報を表示します。

カスタムダイアログを表示 ["新しい iOS デバイスが検出されました" ; Get (領域監視イベント)]

この例では、ソリューションはドイツロケールで作成され、FileMaker Go はシステム設定を使用しています。iOS デバイスが 2019 年 1 月 27 日午前 10:45 に領域に入り数時間後に出た場合は、ダイアログボックスに以下の情報が表示されます。