Get (現在の時刻 UTC ミリ秒)
目的
現在時刻を協定世界時刻 (UTC) にミリ秒単位で適合させた近似値を返します。
構文
Get (現在の時刻 UTC ミリ秒)
引数
なし
戻り値のデータタイプ
数字、時刻
起点
FileMaker Pro 13.0
説明
ミリ秒単位の数値の形式で、タイムゾーン調節なしの 0001/1/1 からの現在の時刻を返します。ローカル時刻を返すには、UTC タイムゾーン調節を適用する必要があります。
メモ
•クライアント/サーバー環境およびピアツーピア環境では、ホストコンピュータのステータスではなく、
スクリプトが実行されているクライアントコンピュータのステータスを評価します。
例 1
スクリプトで指定されたレコードの検索とソートにかかる時間を計算します。
変数を設定 [$開始 ; Get (現在の時刻 UTC ミリ秒)]
レイアウト切り替え [「請求書」]
検索実行 [記憶する]
レコードのソート [記憶する; ダイアログあり: オフ]
変数を設定 [$終了 ; Get (現在の時刻 UTC ミリ秒)]
カスタムダイアログを表示 ["スクリプトの間隔時間" ; GetAsTime ( $終了 - $開始 )]
例 2
指定されたタイムゾーンのローカル時刻を計算します。UTC 時刻が 08:43:55.304 で TimeAdjustment に -7 が含まれている場合:
GetAsTime ( ( Get (現在の時刻 UTC ミリ秒) + ( Location::TimeAdjustment * 3600000 ) ) / 1000 ) は 1:43:55.304 PM を返します。
関連項目