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現在のスクリプト終了
目的 
実行中のスクリプト、サブスクリプト、または外部スクリプトを即時に強制終了します。
参照 
構文 
現在のスクリプト終了 [テキスト結果: <式>]
オプション 
<式> は、親スクリプトに戻すテキスト値を指定します。通常、値は現在のスクリプトの状態に基づきます。
互換性 
 
スクリプトステップを実行する場所 
サポート 
FileMaker Pro 
はい 
FileMaker Server 
はい 
FileMaker Go 
はい 
カスタム Web 公開 
はい 
FileMaker WebDirect 
はい 
Runtime ソリューション 
はい 
起点 
FileMaker Pro 6.0 以前のバージョン
説明 
[現在のスクリプト終了] がサブスクリプト内で使用されていた場合は、オプションのスクリプト結果があってもなくてもメインのスクリプトに戻ります。オプションのスクリプトの結果を指定する場合、値を返す別のサブスクリプトが呼び出されるまでスクリプトの結果はメインのスクリプトに戻されて保存されます。このスクリプトの結果はメインのスクリプトの終了時に削除されます。スクリプトの結果は後で使用するためにローカル変数またはグローバル変数に保存できます。
特定のスクリプトトリガで実行されるスクリプトでは、トリガしているイベントが処理されているかを確認するために、このスクリプトステップを使用して真 (True) または偽 (False) を返すことができます。詳細については、スクリプトトリガリファレンスを参照してください。
例 1 
検索と印刷を実行します。レコードが見つからない場合は、すべてのレコードを表示してスクリプトを終了します。
検索実行 [記憶する]
If [Get (対象レコード数) = 0]
全レコードを表示
現在のスクリプト終了 [テキスト結果: ]
End If
印刷 [ダイアログあり: オフ]
例 2 
未払いの請求書を印刷します。[印刷] サブスクリプトで、請求書を印刷するかどうかを選択できます。印刷する場合は、[現在のスクリプト終了] でスクリプト結果が使用され、「ステータス」フィールドに「印刷日: <現在の日付>」が入力されます。
メインのスクリプト: 未払いの請求書の印刷
新規ウインドウ [スタイル: ドキュメント; 名前: "請求書一覧"; 使用するレイアウト:「請求書の印刷」 (請求書)]
検索実行 [記憶する]
# 以下に定義する「印刷」サブスクリプトを呼び出します。
スクリプト実行 [「印刷」]
# サブスクリプトが終了した後に続行します。
If [Get (スクリプトの結果) = 1]
フィールド内容の全置換 [ダイアログあり: オフ; 請求書::ステータス; "印刷日" & Get (日付)]
Else
全レコードを表示
レコードのソート [記憶する; ダイアログあり: オフ]
End If
サブスクリプト: 印刷する
カスタムダイアログを表示 ["未払いの請求書を印刷します。"; "未払いの請求書を印刷しますか?"]
If [Get (最終メッセージ選択) = 1]
印刷 [ダイアログあり: オフ]
Else
ウインドウを閉じる [現在のウインドウ]
End If
# 「結果」引数を使用してユーザの選択をメインのスクリプトに渡します。
現在のスクリプト終了 [テキスト結果: Get (最終メッセージ選択)]
関連項目 
Get (スクリプトの結果) 関数
全スクリプト終了 スクリプトステップ
スクリプトステップリファレンス (名前順)
スクリプトステップリファレンス (種類順)
計算式について