アイドル状態のユーザの FileMaker Server からの接続解除
[アクセス権セットの編集] ダイアログボックスの [アイドル状態の時、サーバーからユーザの接続を解除する] オプションを使用して、FileMaker Server で共有されているファイルのユーザが一定時間操作を行わなかった場合に FileMaker Server から接続を解除するかどうかを決定することができます。次の操作が可能です:
•一定時間操作を行わなかった場合は自動的に接続を解除する
•または、ユーザを常に接続したままにする
アクティブな接続の数はホストのパフォーマンスに影響します。このオプションはアクセス権セットごとに設定することができるため、特定のユーザの接続は解除しつつ、他のユーザは常に接続を維持できるように設定してパフォーマンスを改善することができます。
メモ
•データベースで FileMaker Pro ユーザがアイドル状態を維持できる時間は、FileMaker Server 管理者が設定します。FileMaker Pro の [アイドル状態の時、サーバーからユーザの接続を解除する] オプションでは、FileMaker Pro クライアントが特定のデータベースから接続を解除するかどうかを決定します。FileMaker Server 管理者は、接続が頻繁に解除されてユーザが困ることがないように、余裕のあるアイドル時間を設定する必要があります。
•ゲストアカウントに割り当てられたアクセス権セットに対しては、多くの場合、[アイドル状態の時、サーバーからユーザの接続を解除する] を有効にすることをお勧めします。これにより、ゲストアクセスでファイルを開いたユーザが、アイドル状態のときに接続されたままになるのを防ぎます。
•[完全アクセス] アクセス権セットでは、[アイドル状態の時、サーバーからユーザの接続を解除する] のオプションを有効にできません。そのため、[完全アクセス] アクセス権を持つユーザは、アイドル状態のときに FileMaker Server に接続されたままになります。
関連項目