CryptDigest
目的
指定された暗号化ハッシュアルゴリズムにより生成されたバイナリハッシュ値を返します。
構文
CryptDigest ( データ ; アルゴリズム )
引数
データ - ハッシュを生成する際に使用するテキスト式またはフィールド。
アルゴリズム - 使用する暗号化アルゴリズムの名前 (
CryptAuthCode 関数を参照)。
戻り値のデータタイプ
オブジェクト
起点
FileMaker Pro 16.0
説明
Base64EncodeRFC と Base64Decode、または HexEncode と HexDecode 関数を使用して返されるハッシュのエンコードを制御します。
メモ
•この関数は Runtime ソリューションではサポートされず「?」を返します。
例 1
「結果」オブジェクトフィールドで、デフォルトのアルゴリズムを使用した「メッセージ」フィールドのテキストのダイジェストを含むファイルを保存します。
フィールド設定 [ テーブル::結果 ; CryptDigest ( テーブル::メッセージ ; "" ) ]
例 2
SHA512 アルゴリズムを使用して $JSON 変数の内容のダイジェストを返します。CryptDigest によって返されるオブジェクトデータは Base64 エンコードテキストとして返されます。
Base64EncodeRFC ( 4648; CryptDigest ( $JSON ; "SHA512" ) )
関連項目