データ入力のタブ順の設定
ブラウズモードまたは検索モードで Tab キーを押すと、デフォルトでは、左から右、上から下へとカーソルがフィールド間を移動します。このデフォルトの
タブ順を変更したり、必要に応じてフィールドを除外することができます。
レイアウトのタブ順を設定するには、次の操作を行います。
1.	レイアウトモードで、[
レイアウト] メニュー > [
タブ順設定...] を選択します。
 [タブ順設定] ダイアログボックスと共に、番号を含んだ矢印がフィールドとその他のオブジェクトに表示されます。
2.	[タブ順設定] ダイアログボックスで、必要なオプションを指定します。
 
目的   | 操作  | 
個々のオブジェクトのタブ順を変更する  | オブジェクトの横の矢印をクリックします。別の矢印をクリックするか、または [タブ順設定] ダイアログボックスで [OK] をクリックすると、入れ替えた番号が増えて、その後のタブ順のオブジェクトはすべて、再度自動的に並べ替えられます。  | 
新しいオブジェクトをタブ順に置きます  | オブジェクトの横の矢印をクリックします。タブ順の次の番号が矢印に表示されます。番号はデフォルトのままにしても、必要に応じて削除し、適切な番号を入力してもかまいません。別の矢印をクリックするか、または [タブ順設定] ダイアログボックスで [OK] をクリックすると、入れ替えた番号が増えて、その後のタブ順のオブジェクトはすべて、再度自動的に並べ替えられます。  | 
その他のオブジェクトをタブ順に追加する  | [残りを追加: ] するには、[オブジェクト] を選択して、[追加] をクリックします。  | 
すべてのオブジェクトに新しいタブ順を定義する  | •[全て消去] をクリックして [残りを追加] > [オブジェクト] を選択して [追加] をクリックします。 •または [全て消去] をクリックして目的の順番の矢印をクリックします。クリックした順番で数字が矢印に表示されます。  | 
フィールドのみまたはボタンのみに新しいタブ順を作成する  | •[全て消去] をクリックして [残りを追加] > [フィールドのみ] または [ボタンのみ] を選択して、[追加] をクリックします。 •または [全て消去] をクリックして目的の順番の矢印をクリックします。クリックした順番で数字が矢印に表示されます。  | 
タブ順からオブジェクトを削除する  | 次のいずれかを選択します。 •新しいタブ順を設定するときに、除外するオブジェクトをクリックしないようにします。 •オブジェクトにすでに番号が表示されている場合は、番号を選択して Backspace キー (Windows) または delete キー (OS X) を押します。 •[削除] > [全フィールド] または [すべてのボタン] を選択して [削除] をクリックします。  | 
3.	[OK] をクリックします。
メモ
•集計フィールドをタブ順序に加えることはできません。計算フィールドをタブ順序に加えることはできますが、ブラウズモードでは Tab キーで計算フィールドに移動することはできません (移動できるのは検索モードのみです)。
•入力が禁止されているフィールドには、ブラウズモードでも検索モードでも Tab キーで移動することはできません。
•デフォルトのタブ順にはボタンは含まれていません。タブ順にボタンを含ませるには、[タブ順設定] ダイアログボックスのオプションを選択します。
•レイアウトに
パネルコントロールを追加した場合、Tab キーを押すと前面のパネルにあるオブジェクト内のみでナビゲートできます。別のタブパネルに自動的に移動する場合は、[フィールドへ移動] スクリプトステップを使用して、前面に表示したいパネルに移動先フィールドを指定します。
パネルコントロール上のオブジェクトの選択と操作を参照してください。
 •レイアウトに
ポップオーバーを追加した場合、ポップオーバー内のフィールドを Tab キーを使って移動できますが、まずポップオーバーを開く必要があります (
ポップオーバーボタンをクリックするか、ポップオーバーボタンを Tab キーを押して移動してから、スペースバーを押します。)ポップオーバーから、またはポップオーバーへ、Tab キーを使って移動することはできません。
 •Enter キーまたは return キーを使って次のフィールドに移動できるかどうかについては、
既存フィールドのキーの設定を参照してください。
 •Tab キーを使って Web ビューアへ移動することや Web ビューア内を移動することはできますが、Web ビューア内のタブ順を設定することはできません。Tab キーを使って Web ビューアから移動すると、FileMaker Pro レイアウトで定義されたタブ順が継続されます。
関連項目