ファイルの修復
目的 
壊れている FileMaker Pro ファイルを修復します。
構文 
ファイルの修復 [ダイアログなし; 「<ファイル名>」]
オプション 
 •
[ダイアログなしで実行] オプションを選択すると、このスクリプトステップの実行後に修復されたデータのバイト数、修復できなかったレコードとフィールド値の数、および修復されたフィールド定義の数を示すダイアログボックスが表示されなくなります。
[ダイアログなしで実行] は、デフォルトの修復操作に対してのみ適用されます。[詳細修復オプション] ダイアログボックスはサポートされていません。
 •
[ソースファイルの指定] オプションを選択するか、または [指定...] をクリックすると、修復するファイルを選択するダイアログボックスが表示されます。詳細については、ファイルパスの作成を参照してください。ソースファイルを選択しなかった場合は、実行時に [損傷したファイルを選択] ダイアログボックスが表示されます。
互換性 
 
スクリプトステップを実行する場所 
サポート 
FileMaker Pro 
はい 
FileMaker Server スクリプトスケジュール 
いいえ 
FileMaker Go 
いいえ 
カスタム Web 公開 
いいえ 
FileMaker WebDirect 
いいえ 
Runtime ソリューション 
はい 
起点 
FileMaker Pro 6.0 以前のバージョン
説明 
[修復] コマンドは、壊れたファイルを再度開くために強力な処理を行います。このコマンドの目的はデータの修復でありファイルの修復ではありません。定期的なファイルメンテナンスの一環として [修復] コマンドを使用しないでください。
このスクリプトステップを実行すると、壊れたファイルから可能な限り多くの情報が修復され、修復後のファイルとして新しいファイルが作成されます。元のファイルが削除されたり置換されることはありません。
メモ  このステップを実行する前に、修復後のファイルを保存するために十分なディスクスペースがあることを確認してください。ディスクスペースが不足している場合、修復後のファイルを使用することはできません。
例1 
「請求書バックアップ」を開いて、データベースが破損していた場合はデータベースの修復を行います。
ファイルを開く [「請求書バックアップ」]
If [Get(最終エラー) = 807]
ファイルの修復 [ダイアログなし; 「請求書バックアップ.fmp12」]
End If
関連項目 
スクリプトステップリファレンス(名前順)
スクリプトステップリファレンス(種類順)