拡張アクセス権の管理
拡張アクセス権により、ファイルのアクセス権セットによって許可されるデータ共有オプションを決定できます。たとえば、ファイルが共有されている場合は、[FileMaker ネットワークによるアクセス] 拡張アクセス権によって、現在のアクセス権セットでクライアントとして共有ファイルを開くことができるかどうかが決まります。[FileMaker WebDirect によるアクセス] 拡張アクセス権では、現在のアクセス権セットで Web ブラウザからデータベースへのアクセスを許可するかどうかを指定します。アカウント、アクセス権セット、および拡張アクセス権についてを参照してください。
[セキュリティの管理] ダイアログボックスでは、拡張アクセス権を参照することができる他に、アクセスを許可するアクセス権セットに対して各拡張アクセス権を有効にすることもできます。デフォルトでは、fmreauthenticate10 以外の拡張アクセス権は、[完全アクセス] アクセス権セットも含めすべて無効になっています。
メモ  拡張アクセス権を有効にした場合に許可されるのは、特定のアクセス権セットによる共有データへのアクセスのみです。実際に共有データにアクセスするには、必要なアクセスのタイプの共有も設定する必要があります。ネットワーク上でのデータベースの共有FileMaker Pro での ODBC と JDBC の使用、またはWeb 上でのデータベースの公開を参照してください。
FileMaker や他社の開発者によって、FileMaker Pro と連携動作するように設計された追加のソフトウェア製品が提供されている場合があります。このような製品を使用する場合、FileMaker Pro とこれらの製品間のデータアクセスを管理する新しい拡張アクセス権の追加が必要になることがあります。
また、不要な拡張アクセス権の削除が必要な場合もあります。
関連項目 
アクセス権セットの拡張アクセス権の編集
このセクションのトピック
拡張アクセス権の表示
拡張アクセス権を使用できるアクセス権セットの編集
拡張アクセス権の作成と削除