レイアウト上での Web ビューアの使用
FileMaker Pro のレイアウトに Web ページを直接表示するには、Web ビューアを使用します。Web ビューアはレイアウトオブジェクトであり、データベース内のデータに基づき Web サイトからの情報を表示できます。たとえば、Web ビューアでは、データベースの市区町村と住所フィールドの情報に基づいて、地図サイトの URL を計算できます。データベース内の各レコードを参照する際、Web ビューアに現在のレコードで指定されている場所の地図が表示されます。
Web ビューアの作成を容易にするために、FileMaker Pro にはさまざまなデータ駆動型の Web サイトのテンプレートが含まれています。これらのテンプレートのいずれかを使用すると、Web サイトで使用されているパラメータを指定するだけで済みます。任意の Web サイトのカスタム Web アドレスを作成することもできます。
Web ビューアはオペレーティングシステムの Web ブラウザ技術を使用しているので、Web ブラウザで使用できるのと同じタスクの多くを Web ビューアで行うことができます。リンクをクリックして、Web ビューアが元々ロードされていたページ以外のページに移動することができます。Web ビューアでは Web サイトの内容を表示することもできます。 表示できる内容には、PDF 文書や QuickTime ムービーなどがありますが、表示するには各ソフトウェアをインストールする必要があります。URL エンコードも制御できます。
Web ビューアは Web ブラウザの代わりになるものではありません。一部の Web サイトでは、別の Web ブラウザウインドウを開く必要があります。
関連項目 
Web ビューアで移動
Web ビューアがあるレイアウトのトラブルシューティング
このセクションのトピック
Web ビューアの追加
Web アドレスの変更
カスタム Web アドレスの定義