選択範囲を設定
目的 
ユーザがフィールド内での選択範囲の開始位置と終了位置を指定できるようにします。
構文 
選択範囲を設定 [<テーブル::フィールド>開始位置:<n>;終了位置:<n>]
オプション 
 •
[指定フィールドへ移動] を選択するか、または [指定...] をクリックして、選択する内容が含まれるフィールドを指定します。
 •
[指定...] をクリックすると、開始位置と終了位置を数字で直接入力するか、または計算式を使用して開始位置と終了位置を決定することで選択範囲の開始位置と終了位置を設定することができます。
互換性 
 
スクリプトステップを実行する場所 
サポート 
FileMaker Pro 
はい 
FileMaker Server スクリプトスケジュール 
はい 
FileMaker Go 
はい 
カスタム Web 公開 
はい 
インスタント Web 公開 
はい 
ランタイムソリューション 
はい 
起点 
FileMaker Pro 6.0 以前のバージョン
説明 
開始値および終了値は、直接入力するか、または計算式によって決定することができます。指定フィールドが指定されていない場合は現在アクティブなフィールドが使用されます。
メモ
 •
フィールド内の位置は、フィールド内の最初の文字である位置１からの文字数（スペースを含む）で指定します。選択範囲には、開始位置から終了位置までの値すべてが含まれます。たとえば、「フィールド１」の値が「abcdefgh」で、スクリプトパラメータで開始位置「３」と終了位置「６」を指定した場合「cdef」という選択範囲が返されます。
 •
開始位置が有効で、終了位置が範囲外の場合は、開始位置からフィールドの終わりまでの値すべてが選択されます。終了位置のみが有効な場合は、カーソルが終了位置まで移動し、何も選択されません。開始位置と終了位置の両方が無効な場合は、カーソルがフィールド内容の終わりまで移動します。
 •
オブジェクトフィールドを選択しようとした場合は、何も実行されません。
 •
選択されたデータが表示範囲外にある場合はスクロールされて表示されます。
例 
レイアウト切り替え [「データ入力」]
選択範囲を設定 [テーブル１::口座番号; 開始位置:
5; 終了位置:10]
コピー []
関連項目 
スクリプトステップリファレンス（名前順）
スクリプトステップリファレンス（種類順）