Get (システムロケール要素)
クライアントシステムのロケール情報を含む JSON オブジェクトを返します。
構文
Get (システムロケール要素)
引数
なし
戻り値のデータタイプ
テキスト
起点バージョン
19.1.2
説明
この関数は、システムのロケール (クライアントのオペレーティングシステムの現在のロケール) に関する情報を返します。Misc.Active
キーは、現在のユーザのアクティブロケールがシステムのロケール (真) またはファイルのロケール (偽) のいずれであるかを示します。このキーは [システム書式の使用] 設定に対応しています (システム書式が異なるファイルの開き方を参照)。
返される JSON オブジェクトのルートにある APIVers
キーの値は、JSON オブジェクトの構造のバージョン番号です。今後のリリースで JSON オブジェクトの構造が変化すると、この番号も変わります。
メモ
- FileMaker WebDirect:
- この関数は、Web ブラウザ (FileMaker WebDirect クライアント) のシステムロケールではなく、ホストシステムのロケールに関する情報を返します。
- FileMaker WebDirect は常にファイルのロケールを使用するので、
Misc.Active
キーの値は常に false です。
例 1
オペレーティングシステム言語が英語に設定されており、地域が米国に設定されているシステムでは、次の JSON オブジェクトが返されます。Misc.Active
が true
であるため、システムロケールが現在のユーザのアクティブロケールです。
コピー
{
"APIVers" : 1,
"Currency" :
{
"Leading" : true,
"Symbol" : "$"
},
"Date" :
{
"DMQ" :
{
"1stDayOfWeek" : 1,
"DaysOfWeek" :
{
"AbbrvList" :
[
"Sun",
"Mon",
"Tue",
"Wed",
"Thu",
"Fri",
"Sat"
],
"NameList" :
[
"Sunday",
"Monday",
"Tuesday",
"Wednesday",
"Thursday",
"Friday",
"Saturday"
]
},
"Months" :
{
"AbbrvList" :
[
"Jan",
"Feb",
"Mar",
"Apr",
"May",
"Jun",
"Jul",
"Aug",
"Sep",
"Oct",
"Nov",
"Dec"
],
"NameList" :
[
"January",
"February",
"March",
"April",
"May",
"June",
"July",
"August",
"September",
"October",
"November",
"December"
]
},
"Quarters" :
{
"AbbrvList" :
[
"Q1",
"Q2",
"Q3",
"Q4"
],
"NameList" :
[
"1st Quarter",
"2nd Quarter",
"3rd Quarter",
"4th Quarter"
]
}
},
"DateNums" :
{
"0d" : false,
"0m" : false,
"YYyy" : false
},
"DateOrderID" : 0,
"DateOrderName" : "MDY",
"MDY" :
{
"ElementArray" :
{
"NameList" :
[
"M$",
"D#",
"YYYY#",
"D$"
],
"SepList" :
[
", ",
" ",
", ",
""
]
},
"MustUseLocalesSep" : false
},
"Sep" : "/"
},
"LocaleID" :
{
"IDNum" : 21,
"IDStr" : "English",
"ISOLangCode" : "en",
"LID" : "English",
"Name" : "English"
},
"Misc" :
{
"Active" : true,
"Metric" : false
},
"Num" :
{
"1000s" : ",",
"Decimal" : ".",
"Lead0" : true
},
"Text" :
{
"SQuotLead" : """,
"SQuotTrail" : """,
"Sep" : ","
},
"Time" :
{
"12h" : true,
"HMS" :
{
"0h" : false,
"24h" : "",
"Seconds" : false
},
"NightDay" :
{
"12hSuffix" : true,
"amStr" : " AM",
"pmStr" : " PM"
},
"Sep" : ":"
}
}
例 2
例 1 と同じシステムで、現在のシステムのロケールでは時刻に 12 時間形式が使用されていることを示す 1 (真) が返されます。
コピー
JSONGetElement (Get (ファイルロケール要素) ; "Time.12h")