Get (レイアウトアクセス)
現在のレイアウトで使用できるレコードアクセス権に基づく数値を返します。
構文
Get (レイアウトアクセス)
引数
なし
戻り値のデータタイプ
数字
起点バージョン
6.0 以前のバージョン
説明
アクセス権は、[カスタムレイアウトアクセス権] ダイアログボックスで割り当てます。
この関数が返す値は次のとおりです:
- 「0」- アクセス権セットのカスタムレイアウトアクセス権で、[このレイアウトを使用するレコード] が [アクセスなし] に設定されている場合
- 「1」- アクセス権セットのカスタムレイアウトアクセス権で、[このレイアウトを使用するレコード] が [表示のみ] に設定されている場合。データベースが閲覧のみアクセスで開かれているときは、レイアウトに読み取り/書き込みアクセス権がある場合でも FileMaker Pro は「1」を返します。
- 「2」- アクセス権セットのカスタムレイアウトアクセス権で、[このレイアウトを使用するレコード] が [変更可能] に設定されている場合
メモ
- Get (レイアウトアクセス) は、現在のレイアウトに対して定義されているレコードアクセス権の情報のみを返します。他のレイアウトに対する現在のレコードアクセス権はすべて無視されます。レイアウトに対するアクセスを完全にチェックするには、Get (レイアウトアクセス) および Get (レコードアクセス) 関数の戻り値を考慮してください。
- レイアウトを使用したアクセスの制限の詳細については、レイアウトアクセス権の編集を参照してください。
例 1
現在のレイアウトで、レコードに対する表示のみのアクセスが許可されている場合、「1」を返します。