スナップショットリンクでのレコードの保存および送信
スナップショットリンクを使用して、検索条件を実行したときの状態で対象レコードを取得することができます。レコードデータ自体を保存しない (レコードを Excel ファイルまたは PDF ファイルとして保存する場合など) が、同じレコードに戻って最新のレコードデータを確認したい場合は、スナップショットリンクを使用します。対象レコードは .clarislink ファイル拡張子が付いた Claris Pro スナップショットリンク形式 (Claris Pro) または .fmpsl ファイル拡張子が付いた FileMaker Pro スナップショットリンク形式 (FileMaker Pro) で保存されます。スナップショットリンクファイルを電子メールで他の人に送信することもできます。
スナップショットリンクは、レイアウト、表示、ソート順、モード、ツールバー表示の切り替えなど、現在の対象レコード ID を含みます。
レコードをスナップショットリンクファイルで保存するには:
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スナップショットリンクとして保存するレコードを検索します。検索条件の指定を参照してください。
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ブラウズモード、レイアウトモード、またはプレビューモードで、[ファイル] メニュー > [レコードの保存/送信] > [スナップショットリンク...] を選択します。
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[レコードをスナップショットリンクとして保存] ダイアログボックスで、デフォルトファイル名に同意するか別の名前を入力してから、他のオプションを指定します。
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[保存] をクリックします。
メモ
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スナップショットリンクはレコードデータを保存しません。スナップショットリンクを開いても、スナップショットリンクが作成されたときの状態にレコードデータを戻すことにはなりません。レコードデータを保存するには、レコードをエクスポートする (FileMaker Pro からのデータのエクスポートを参照) か、またはファイルのコピーを保存します (ファイルの保存とコピーを参照)。
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スナップショットリンクを作成した後にレコードが削除された場合、関連付けられていたレイアウトが削除された場合、およびレイアウトが別のテーブルに関連付けられている場合、レコードは表示されません。ファイルの現在の情報に基づくレコードを見るには、検索条件を再度作成してください。
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スナップショットリンクを使用するすべてのユーザに、レイアウトおよびレコードについて適切なアクセス権があることを確認してください。
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レイアウトの切り替え、スクリプトの実行、スクリプトトリガへの対応など、データベースを開いたときに実行する処理が設定されている場合は、それらの処理は、スナップショットリンクを開く前に実行されます。