データベーステーブルの定義
データベーステーブルを使用して、共通の特徴や規則によってデータを編成およびグループ化することができます。1 つのデータベースに、データを構成するために必要なテーブルをいくつでも含めることができます。テーブルの数は、ハードディスクの空き容量によってのみ制限されます。
デフォルトでは、新しいファイルにはファイルと同じ名前のテーブルが含まれています。このテーブルは、後で名前変更または削除することができます。
ファイルにテーブルを追加すると、自動的にリレーションシップグラフに表示されます。
デフォルトでは、新しいテーブルには主キーフィールド、レコードを作成したユーザや最後に変更したユーザを記録するアカウント名フィールド、およびレコードの作成日時や最終変更日時を記録するタイムスタンプフィールドなどの複数のフィールドが含まれています。これらのテーブルは名前を変更および削除することができます。
テーブルを定義するには:
- [ファイル] メニュー > [管理] > [データベース...] を選択します。
- [テーブル] タブをクリックします。
- テーブルの名前を入力して、[作成] をクリックします。
テーブル名を変更するには、テーブルを選択して新しい名前を入力し、[変更] をクリックします。
- テーブルの定義を続行するか、または [フィールド] をクリックしてフィールドを定義します。
メモ
- FileMaker Pro では、データの保存だけでなく、リレーションシップグラフのリレーションシップを示す場合や、レイアウトや一部の計算のコンテキストを設定する場合にもテーブルを使用します。関連テーブルの操作、リレーションシップグラフの操作、およびレイアウトとレポートの作成と管理を参照してください。
- テーブル名を変更すると、計算式、リレーションシップ、スクリプト、テーブルオカレンスなど、テーブルに対するすべての参照が更新されます。
- [データベースの管理] ダイアログボックスでテーブルを作成する場合、またはファイルを作成する場合、デフォルトのフィールドがテーブルに追加されます。データをインポートする場合、または別のアプリケーションからファイルを変換する場合、これらのフィールドは作成されません。新しいテーブルにこれらのフィールドが追加されないようにするには、「FMDefaultFields.xml」という名前の空のファイルを次の場所に置きます:
- Windows: <ドライブ>:¥ProgramData¥FileMaker¥Shared
- macOS: /ユーザ/共有/FileMaker/Shared