作成者のアカウントおよびデフォルトアカウントについて (Claris Pro のみ)

Claris Pro では、最初は各データベースファイルに作成者のアカウントおよびデフォルトアカウントという 2 つのアカウントが含まれています。

作成者のアカウント

ファイルを作成したユーザの Claris ID アカウントには、ファイルのすべてにアクセスできる [完全アクセス] アクセス権セットが割り当てられています。このアカウントではファイルの作成者はファイルを開いてファイル内のすべてを即座に変更できます。

作成者のアカウントは完全に編集可能です。名前の変更、アカウントを非アクティブにする、または削除することもできます。アカウントアクセスの作成と編集を参照してください。

[完全アクセス] アクセス権セットに割り当てられている Claris ID アカウント名とパスワードは忘れないように注意してください。必要に応じてメモして安全な場所に保管してください。Claris ID アカウントで Claris Pro にサインインできなくなると、ファイルにアクセスまたは変更ができなくなる場合があります。

デフォルトアカウント

デフォルトアカウントですべてのユーザがファイルを開くことを許可できます。ユーザの Claris ID アカウントにファイルへのアクセス権が特に付与されていない場合、デフォルトアカウントでユーザのアクセス権を決定できます。新規ファイルではデフォルトアカウントは [閲覧のみアクセス] アクセス権セットが割り当てられて非アクティブです。デフォルトアカウントを有効にして任意のアクセス権セットを割り当てることができます。

たとえば、あらかじめユーザの Claris ID アカウントをファイルに追加しなくてもデフォルトアカウントを有効にしてすべてのユーザに対して特定のレイアウトへのアクセスを制限することができます。

デフォルトアカウントは完全には編集できません。デフォルトアカウントの削除またはデフォルトアカウント名の変更はできません。アカウントアクセスの作成と編集を参照してください。